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失敗解決

音声を読み込めないときの確認手順

ファイルを選んだのに波形が出ない、複数ファイルの途中で止まるときは、形式、各ファイルの上限、結合条件、展開後のメモリ量を順番に確認します。

まず確認する上限と条件

確認項目現在の条件対処
読み込み形式PCM WAVを保証。他の形式はブラウザがdecodeできる場合のみまずPCM WAVで確認。拡張子だけを変えても音声形式は変換されません。
ファイル数最大4ファイル必要なファイルだけ選び直します。
ファイル容量1ファイル100MiBまでファイルサイズを確認。分割や別形式への変換は、元データを保管したうえで行います。
各ファイルの長さ10分まで長い音声は編集対象を短く分けてから選びます。
合計時間15分まで結合後の合計ではなく、読み込む全ファイルの時間を確認します。
チャンネル・サンプルレート1〜2ch、48,000Hz以下。複数ファイルはチャンネル数とレートも一致違いがあれば同じ条件のファイルを選びます。このツール内の変換はありません。
展開後の音声データ合計256MiBまで短くするか、読み込むファイル数を減らします。元の圧縮サイズとは別の上限です。

小さなWAVでもメモリ上限に届く例

音声ファイルをdecodeすると、内部では各チャンネルのサンプルを32-bit浮動小数点値として保持します。たとえば「5分・2ch・48,000Hz・16-bit PCM WAV」3本なら、各ファイルの音声データ部は約54.93MiBで100MiB未満、合計時間は15分です。PCM配列に必要なメモリ量は次のとおりです。

900秒 × 48,000 × 2チャンネル × 4バイト
= 345,600,000バイト ≒ 329.59MiB

各入力のファイルサイズが100MiB未満でも、展開後256MiBの上限を超えるため読み込みできません。これは実装が数えるPCM配列の量で、ブラウザがdecode中に使う追加メモリを含む実測値ではありません。読み込んでから切り出す方式なので、最終的に短い区間だけ残す予定でも、元の全区間をdecodeする条件は変わりません。

表示された状態から原因を切り分ける

  1. 「decodeできませんでした」: PCM WAVか確認します。それ以外はブラウザごとに読み込み可否が異なります。別の最新ブラウザで試す場合も、まず短い音声で確認します。
  2. ファイルを読み込めても、結合できない: サンプルレートとチャンネル数がすべて一致するか確認します。自動リサンプルやモノラル化は行いません。
  3. 長さまたは上限のエラー: 1ファイル10分、全ファイル15分、展開後256MiBの各条件を確認します。どれか一つでも超えると処理できません。
  4. 波形は出るが生成できない: 開始時刻が終了時刻より前か、範囲が音声内か確認します。フェードインとアウトの合計が残す時間を超えないようにします。
  5. 保存リンクが有効にならない: 生成WAVの再decodeと長さ・チャンネル・サンプルレート・データの確認を通ってから保存できます。エラーを消して同じ操作を繰り返すのではなく、入力条件を一つずつ見直してください。

このツールで扱わない変換

録音、URLからの読み込み、動画からの音声抽出、MP3出力、サンプルレート変換、チャンネル変換、複数トラック編集には対応していません。読み込み条件の違いをツール内で直せない場合は、元音声を保持したうえで、対応形式・レート・チャンネルのPCM WAVを別途用意してください。

入力音声は端末内で処理されます。公開済みのプライバシー説明もあわせて確認できます。

音声編集ツールを開く プライバシー